2015年03月14日

ポケモンの漫画で好きな漫画

今でも根強い人気を持つ「ポケットモンスター」。
かつて、我々の世代も熱くなったものだ。

そのポケモンはアニメ化もされて現在でも放送中だが、同時にあらゆる漫画も出版された。

その中で取り上げたいのが、「ポケットモンスターSPECIAL」。
通称ポケスペである。
現在でも連載中のようで52巻になっているようだ。

私が熱中したのは初期の頃。
小学館の雑誌小学四年生、五年生、六年生で連載していた頃のものである。

所謂、151匹世代(現時点で719匹もポケモンは存在するようだ)。

アニメも含め一番思い入れが深く最も好きな作品だ。

何が良かったのか。

一つは絵だ。
当時は真斗という方が作画を担当していたようだ。(10巻以降は山本サトシさん)
その可愛らしい絵のタッチが魅力的で、記憶が曖昧だがポケスペ繋がりで漫画の書き方というのがあり、絵の練習をし出したくらい影響された。

そして、もう一つはこれが最大の魅力と思っているのだが、話がリアルで壮大であったということだ。

アニメや原作であるゲームにはない、オリジナル性と、リアルを追求していた。

例えば、ポケモン同士のバトルではポケモンが真っ二つにされたり、トレーナー自身も傷だらけになったりと本気のバトルが展開されていた。

また、ロケット団の凶悪さが原作やアニメを超え、マチスやサカキやナツメといったジムリーダーがロケット団の一味であったりしており、ポケモンの生体実験を行うなど他の作品にない要素だった。

それにより、ドラマが他の漫画に比べ重視され、読み応えがある漫画だった。

むしろ、今放送中のアニメよりも、こちらをアニメ化する声があるが私も大賛成だった一人だ。

一つのゲームで、これほど拡大できるシナリオを書ける日下秀憲氏は凄い発想力だと思う。

久しぶりに読みたい漫画であるが、読めば久しぶりにポケモンがやりたくなると思う。

それだけ魅力溢れる作品だ。  


Posted by timm.s at 21:03Comments(0)漫画